蜂の巣を駆除するのに適した天気

自宅の軒下や周辺に蜂の巣を見つけたとき、すぐに駆除しなければと慌ててしまうことがあるかと思います。特に凶暴であるといわれるスズメバチなどであれば、すぐになんとかしたいと考えることでしょう。実は蜂の巣、特にスズメバチの巣を駆除する際におすすめな天気というのがあります。

スズメバチの巣の駆除は雨の日がおすすめ

スクーターほどの速さで飛び回り、強靭な顎と毒で自分よりも大きな動物を倒してしまう凶悪なスズメバチですが、実は水に弱いという弱点があります。速く飛ぶために発達した羽は非常にデリケートであり、少し濡れるだけでも上手く飛ぶことができなくなってしまうのです。それも関係してスズメバチの巣は雨水が入り込みづらいよう、丸い形をしているといわれています。つまりスズメバチの巣を駆除するのに適している天気は雨となります。雨が降っているときは多くのスズメバチが巣の中に籠もっており、たとえ外に出ていたとしても活動が鈍くなっていることでしょう。

晴れた日に駆除をする場合には

スズメバチの巣を晴れた日に駆除したい、他の蜂の巣をなんとかしたいという場合には時期や時間帯に気をつけることが大切です。ハチというのは一年中活発に活動しているわけではなく、苦手とする季節があります。実はハチは寒さに弱いという弱点があるため、秋から冬にかけての季節は飛び回ったりすることがないのです。また、冬眠明けの4月から6月にかけてもまだ最盛期ではないため、もし晴れた日に行うならばこのあたりの時期を狙ってみるとよいでしょう。また、多くのハチは夜間は巣に籠もってじっとしていることが多いため、その時間帯を狙って巣を駆除すれば一網打尽にすることができる可能性が高まるまります。

雨の日や夜間に注意すべきこと

おすすめできる雨の日や夜間といった陽の光が届かないタイミングで駆除をする場合、明かりに気をつける必要があります。駆除をしようとしたときに暗さをと感じたらまず懐中電灯を使用するでしょうが、そのままの状態で使ってしまうと光の強さからハチを刺激してしまう可能性が高まります。懐中電灯を使用する際には赤いセロファンをかぶせてから電源を入れるようにしましょう。赤いセロファンをかぶせることで光が弱くなります。カラーセロファンはホームセンターなどでも売られていますが、100円ショップならば手軽かつ安価で手に入れることができるのでおすすめです。

まとめ

蜂の巣はまだサイズが小さければ自分で駆除することが可能です。しかし焦ってすぐに対処しようとすると危険な場合もあるため、天気や時期、時間帯などハチが弱るタイミングをしっかり見極めてから駆除することが大切です。きちんと計画を練って少しでも安全性を高めた状態を作り出してから、安心して駆除するようにしましょう。